約50名の参加者に集まって頂き
恋愛心理学講座を無事に終える
事が出来ました！！
初挑戦のテーマではありました
が、受講者の講座に対する
満足度96%(5段階評価で4以上)
仕事・プライベートに役立つ
87%、講座のわかりやすさ96%
と参加者にある程度の評価を
頂けた事はホッと一安心でした
講座では
①恋愛関係について
②コミュニケーション×心理学
③夫婦関係について
の3つの構成でお話させて頂き
最終的には参加者全員で質疑
応答＆ディスカッションを
行いました
今回も多種多様な職種が
集まっただけでなく、学生、
独身、既婚者、離婚経験者と
色んな背景を持った方々が
集まったからこそ『リアル』な
声が参加者に伝わったのでは
ないかと思います
今回の講座の中身を考える上で
拘った点がいくつかあるの
ですが、何よりも大切にしたの
は個人的な経験や感覚、価値観
を語るのではなく、ある程度の
根拠やデータに基づいた内容で
あるという事
最近の恋愛事情においては、
シカゴ大学の夫婦2万人を対象
にした研究で『自由恋愛で
出会った夫婦』よりも『ネット
上で出会った夫婦』の方が結婚
後の幸福度が高く、離婚率も
低いという結果が出ています
オンラインでの出会いに
また、株式会社オウチーノが
男女860名を対象に行った調査
では恋愛ベタの特徴、恋愛ベタ
克服に磨くべき能力として
コミュニケーション能力が上位
に上がり、
江崎グリコが既婚者1000名を
対象に行った調査では夫婦間の
会話量に満足している事と配偶
者への総合的な満足度は一致
していました
要するに恋愛関係・夫婦関係に
おいてもコミュニケーション
能力が大切になって来る訳
ですね
コミュニケーションに関しては
人と人とが親密になっていく
ステップである『親密化過程』
を解説し、その中でも自己開示
(自分の情報を開示する事)と
共通項・類似性の原理(相手と
の共通項がある方が親近感が
高まる)をZoomのブレイク
アウトルームを利用して、
実体験して頂きました
聖フランシス大学の研究で女性
は『会話に沈黙がなかった』
『たくさん質問してくれた』
男性に好感を持つ可能性が
示されており、ハーバード大学
の研究では15分の内に9回程度
質問した方が良いという事も
示されています
ただただ質問ばかり投げかける
だけでは尋問の様になって
しまう可能性もあるので、講座
の中では大きな違和感なく質問
をする事が出来る『フォロー
アップクエスチョン』を紹介、
ブレイクアウトルームで体験
して頂きました
一方的に押しつけるだけの講座
ではなく、少しでも参加型の
講座にする事、1回目と2回目で
話す相手を変える事で多くの人
と会話してもらう事を意識
しました
フォローアップクエスチョンに
関してはこちら
短い時間ではありますが、
色んなルームを回って参加者の
コミュニケーションを聴いて
いたのですが、笑顔が多かった
事と以前にフォローアップ
クエスチョンの事を伝えていた
後輩が上手く使いこなせている
事が素直に嬉しかったですね
夫婦関係に限らず、恋愛関係
でも要注意なのがベイラー大学
の論文で近年最も人間関係を
壊す原因になる可能性があると
されているファビングと
インディアナ大学の研究で人間
関係(夫婦・恋愛共に)を崩壊
させるコミュニケーション
パターンとして紹介されている
デマンド・ウィズドロー
そしてデマンド・ウィズドロー
の背景にはダブルバインドが
あるのではないかという事を
お伝えしました
ファビングに関してはこちら
デマンド・ウィズドローとダブ
ルバインドに関してはこちら
講座の中では『こんな研究まで
あるんだ笑』と思わずクスッと
笑ってしまう様な研究・データ
も紹介させて頂きました
純粋に『心理学の面白さを
知ってもらいたい』という想い
もあったので、時折見える
参加者の笑顔が私を勇気付けて
くれました
今回の講座を通じて私自身にも
色々な気付きがあったのですが
お互いが顔を見て話す事の
大切さ、笑顔の力、そして
やっぱり心理学が大好きなん
だなという事を最認識する事が
出来ました
私と同じ様に参加者にも1つや
2つ、良い気付きがあれば主催
者としてこれ程嬉しい事は
ありません
ご参加頂いた皆さん、本当に
ありがとうございました！！
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