関西セラピスト交流会の歴史とこれから

201544日に初めて

アメブロで数行の記事を書いた

のが全ての始まりでした

 

その後留年・臨床実習不合格

経者である私が実習生に向けて

書いた記事がFacebookで拡散

され、多くの人に読んで頂く事

が出来ました

 

 

その結果、SNSを中心に多くの

繋がりが生まれ、交流していく

内に

 

『繋がっている医療従事者や

学生と集まって飲んだら

面白そう!!』

 

そんなごく普通の動機で

2016827日に開催された

が第1回関西セラピスト交流会

 

初回にして約45名の参加者が

集まって下さり、飲食店の

1フロアを貸切って行いました

 

参加者が交流に熱心で食べる事

よりも話す事に時間を使って

いた事が印象的でした

 交流会後すぐに

『第2回も是非やって欲しい』

という声が多く

 

2017826日に第2

交流会を開催

 

前回に引き続き45名の参加者

でしたが、三重県や岡山県と

いった遠方からの参加者や

県士会の会長といった

バラエティー豊かな参加者が

集まって下さいました

 

この時から自分達でレンタル

スペースを確保し、飲食物を

持ち込むという今のスタイルの

交流会が始まりました

 2回交流会時に出た意見が

 

『もっと各地の学生達を

巻き込みたい』

 

この意見を受け

2017129日に開催したのが

『関西学生交流会』

 

どうしても現役療法士の参加者

が多いと、現役学生が参加しに

くいかもしれないと考え、

 

参加者数を減らし31

(内学生15名。教員5)

開催しました

この会で今でも交流会でご登壇

頂き、参加者達に衝撃を与え

続けて下さっている森剛士先生

に初めて講演して頂きました

 

講演付きの交流会はこの会が

スタートですね

 

森先生の講演を聴き、一緒に

参加していた療法士達と

 

『これ色んな意味でヤバい

よな。。。』

 

と話した事をハッキリと覚えて

います

 

参加してくれた学生達が鹿児島

や石川県から集まって来ており

療法士達にとっても良い刺激に

なった会でした

色んな意味で一気に飛躍した

のが2018825日に開催

した第3回交流会

 

総勢80名の参加者が集まって

くれました

 

東京や千葉、愛知、石川、岡山

に島根等、全く関西と関係な

人達が交流会の為に参加費と

貴重な時間を使ってくれました

 

この交流会で初めて

2部制導入

 

午後から夜まで休憩を挟み

ながら通しで交流会を開催

 

時間を延長する事に不安

ありましたが、開催してみると

全く問題無し

 

流石は医療従事者の集まり

 

コミュニケーション能力に

長けた方々だなと改めた感じた

会でした

 

療法士に限らず、医師、看護師

介護福祉士、ケアマネージャー

学生(薬学生含む)と多職種

連携をより意識し始めた会

もありました

4回交流会は

2018128日に56名で

開催しました

 

この交流会はテーマを

『臨床実習』に決め、参加者と

ディスカッションする時間を

多めに作りました

 

後には現役教員5名と学生を

含む参加者とでリアルな意見を

ぶつけ合う事も出来ました

 

 臨床実習に不安を抱える学生、

臨床実習に思い入れのある

療法士達が全国から集まって

さり、参加してくれた学生の

1人が

 

『気持ちが楽になった』

 

と笑顔で話していたのが

印象的でした

5回交流会は初めて神戸を

離れ、森剛士先生のご好意で

宝塚市にある株式会社ポラリス

の新社屋で開催しました

 

テーマは『女性の働き方』とし

女性を中心に全国から総勢65

が集まりました

 

日本初の取り組みである森先生

の『ママ幸プロジェクト』

全国の母親療法士の生の声を

数多く聴いている河合麻美さん

 

長年夫婦共働きでキャリアを

築いて来られた看護師の内橋恵

さんからリアルな話を伝えて

頂き

 

男女問わず参加者にとって考え

させられる時間になったと

思います

 

そしてテーマにあわせて初の

託児付き交流会にも挑戦

しました

 

少々不安ではありましたが、

お母さんが近くにいるからこそ

子供達ものんびりと過ごす事が

でき

 

むしろ子供達の存在が笑いや

癒しを生み出してくれました

 

人的にはお子さんと共に参加

して下さった2人の母親療法士

がこの交流会を機に一歩を踏

出してくれた事が何よりも

嬉しかったです

 

託児付き交流会はこれからも

開催していきたい事の1つです

2019年10月には交流会から

繋がったご縁で初めて兵庫県を

飛び出し、大阪で

『関西まるっと文化祭』を

開催しました

 

医療従事者も当事者も一般の方

も皆で一緒に楽しもうという

コンセプトで当日はスタッフを

含め150名を超える参加者が

集まって下さいました

 

高次脳機能障害の当事者であり

18歳のビックバン』の著者

ある小林春彦さんの講演には

常に多くの参加者が集まって

いました

白井いさおさん、京子さん夫妻

の口笛コンサートは家族愛と

仲間の絆が溢れていました

作業療法士×ラッパーの

佐々木慎さんと作業療法士×DJ

の田中孝史さんが作り出した曲

は多くの医療従事者に響き

ました

 

その2人の曲

作業療法士×心書家の河田広樹

さんの心書がコラボした時、

私は涙を抑える事が出来ません

でした

 

この3人を繋ぐ事が出来て本当

に良かった

最後は森剛士先生

 

当たり前なのです森先生は

参加者が10人だろうと100

だろうと1000人だろうといつも

全力投球

 

参加してくれた知人達から

 

『素晴らしかった』

『聴けて良かった』

 

と数多くのメッセージをもらい

ました

 

私だけの力では絶対に実現

出来なかったステージ

 

至らない事も多々ありましたが

仲間達との絆を再確認出来た

素晴らしい1日でした

主だった交流会は以上ですが、

他にも加藤忠相さんの講演会に

仲間達と参加したり、10

程度の交流会は機会があれば

開催して来ました

最初に書きましたが、私が

交流会をスタートさせた

キッカケは

 

『医療従事者で集まって

飲んだら楽しそう』

 

でした

 

でも会を重ねる度に

 

『全国の医療従事者の

橋渡しをしたい』

 

『学生と療法士が交流出来る

場を作りたい』

 

『学生達の横の繋がりを作って

あげたい』

 

『指導者・学生・教員の3者で

意見交換をしたい』

 

色んな想いが溢れて来ました

 

同時に会を重ねる度に

 

『私1人では継続していくのは

難しいかもしれない』

 

と感じ始めていました

  

そんな矢先にあるキッカケから

副代表と一緒に会を運営して

いく事になりました

 

脳卒中リハビリテーショ

看護認定看護師・NST専門療法士

であり、コンサルタントナース

Nurture代表の内橋恵さ

 

内橋さんは臨床実習や国家試験

で挫折し、行き場を失っている

学生達のサポートや就労支援に

関わりたいという想いを持って

おられます

 

実際に臨床実習で不合格になり

主退学する学生もいれば、

養成校は卒業したものの国家

試験に不合格になり、今後の事

に不安を抱えている学生がいる

のも事実です

 

諦める、諦めないは学生達の

自由ですが、キチンと相談

出来る窓口があれば、どちらを

選択するにしても前を向いて

歩いていけるのではないで

しょうか?

 

自らが志した職種に向かって

突き進む学生もいれば、思う

様にいかず、立ち止まって

しまった学生だっている

 

今後はどちらの学生も交流会を

通じてサポートしていければと

考えています

私だけでなく内橋さんの視点、

人脈が加わる事でより有意義な

時間が作る出せると確信して

います

 

私が交流会を始めた時から

変わっていない想いが1

あります

 

『学生達が参加しやすい会

にしたい』

 

参加費だけでなく会の雰囲気も

そういった部分を意識して

います

 

欲を言えば

 

『勉強になり、色んな価値観に

触れる事もでき、横の繋がりも

作る事が出来る』

 

そんな交流会を開催し続けて

いきたい

 

そして最後に伝えておきたい

として

 

関西セラピスト交流会は療法士

だけの会ではありませ

 

関西セラピスト交流会は医療

従事者と学生だけの会では

ありません

 

関西セラピスト交流会は参加者

を関西だけに限った会では

ありません

 

関西セラピスト交流会はどなた

も参加可能な会なんです

 

少しでも興味がある方は是非

一度関西セラピスト交流会に

遊びに来て下さい

 

勇気を出して参加してくれた

あなたの何かのキッカケに

なれたら嬉しいです

 

関西セラピスト交流会 代表

理学療法士 釜戸 利幸