第3回関西セラピスト交流会の報告

第3回関西セラピスト交流会無事に終わりました!!

終わった直後は何とも言えない疲労感と充実感がありましたが『ホッと一安心』というのが私の素直な本音です。

 

結果的には約80人と過去最大規模の交流会となりました。

 

医師の森剛士先生の講演が始まった時に一番後ろから会場全体を眺めていたのですが『本当によく集まってくれたなぁ』と少し泣きそうになったのはここだけの話笑

同時に開催にあたって、協力してくれた仲間達に心から感謝しました。

 

今回は交流会の中身(内容)ではなく開催してみて改めて感じた事を記事にしてみます。

 

何よりも参加者の笑顔がたくさん見れて、笑い声がたくさん聴けました。

 

これが何より嬉しかったですね。

 

交流会には療法士の他にも学生、他職種の方が参加してくれていたのですが、世代の壁、職種の壁、肩書きの有無等は一切感じられず、フラットな関係性が構築出来ていた様に感じました。

 

今後益々多職種連携が必要とされる医療業界において、こういった環境を作る事が出来たのは非常に有意義だった様に思います。

 

そして、やっぱり思ってしまいました。

 

この会を全国で開催して、多くの医療従事者が職種の壁を取っ払って意見交換、交流出来る場を作りたい。

 

全国にいる医療従事者の笑顔を引き出したいと私自身、今ではこうやってやり続けたい事、伝え続けたい事が見つかり本当に理学療法士になって良かったなと感じています。

 

最後の臨床実習では、ほぼ連日徹夜でフラフラになり、不合格。

不合格が確定した状態で実習先に送り返され、心身共に追い込まれていた私は正直何が起こってもおかしくなかった。

 

そんな私から学生達に伝えたい。

 

『辛くても生きてみて欲しい』

 

 生きていなければ、こんなにやりたい事は見つからなかったから。

 

生きていなければこんな多くの医療従事者達と出会えなかったから。

 

そして何かしらの挫折があったとしても療法士になる事を『諦めないで欲しい』

 

確かに療法士になるだけが道ではないでしょう。

 

これからの療法士の将来は決して明るくないかもしれない。

 

でもあなたが目指している職業は誰かの笑顔を作れる良い仕事だと私は思う。

 

たった1人の指導者の意見で将来を諦めないで欲しい。

 

たった1人の残念な指導者を見て、療法士という職業に絶望しないで欲しい。

 

最後にやりたい事が見つかったら『やり続けて欲しい』

 

自分の意思を貫き通すのは簡単な事じゃありません。

 

必ず批判されたり、足を引っ張ろうとする人が出てきます。

 

でもあなたの意思を応援している人は必ずいる

 

サイレントマジョリティー(静かなる賛同者)は確実にいるんです。

 

そういった賛同者にこそ目を向けてみて欲しい。

 

人間はポジティブな意見よりもネガティブな意見に引きずられるからです。

 

ネガティブな意見は自らを燃やす。

ガソリンに変えられる。

 

私自身もそんな人間を目指したいですね

 

『生きて、諦めず、やり続ける』

 

今回の交流会を通じて改めてこの大切さを感じました。

 

そして最後に付け加えるのであれば、

私は学生時代完全な劣等生でした。

 

留年と臨床実習不合格

 

療法士になってからも、この過去は私を苦しめました。

ですが、今はこの経験がむしろ武器になりました。

 

その背景にはある療法士の承認がありました。

 

私に限らず、人は何かしらの武器を持っていると思います。

 

でも不安なんです。

怖いんです。

最後の一押しが欲しいんです。

 

人間てそんなものではないでしょうか?

 

 だから誰かが何かを始めようとしていたら『そんなん無理だよ』ではなく、『やってみたら』と言ってあげて下さい。

 

 あなたに相談に来ている時点できっと相手にとってあなたは信頼出来る相手。

 あなたの『やってみたら』がきっと力になりますから

 

多くの医療従事者の笑顔を引き出す

多職種連携のキッカケになる

『やってみたら』とお互いが言い合える

 

これからもそんな交流会を参加者達と作っていきたい。