やらないよりはやってみた方がいい

先日ある理学療法士から

ちょっとしたお悩み相談

受けました

 

同じ悩みを抱えている人は

一定数いると思いますので、

私なりの回答をある動物実験も

交えながらシェアします

 

簡潔に言えば発信したい(伝え

たい)事はあるけど、発信する

事である一部の人達から反発を

受けそうなのがイヤという悩み

でした

 

私がその場で伝えた回答は

 

『万人ウケする発信なんてない

仮にあるとすれば誰にも刺さ

らないしょうもない発信です。

本気で伝えたい事があるなら、

周囲の目なんて気にする必要は

ないと思います』

 

相談を受けた理学療法士に向け

た言葉であると同時に自分自身

に今一度言い聞かせる為の言葉

でもありました

 

相談を受けた数日後、読書を

していると面白い動物実験が

紹介されていました

 

2つのゲージ(AB)にそれぞれ

1匹のマウスを入れ、

それぞれに電気ショックを

与えます

 

Aのゲージにのみ、電気

ショックを止めるレバーが

付いており、そのレバーを踏む

ABの両方の電気ショックが

消える仕組みになっています

 

たがってABのマウスは電気

ショックを受ける回数、時間は

全く同じです

 

何度か電気ショックを与えると

Aのマウスはレバーを踏む事で

電気ショックを止める方法を

学習しま

 

自分で電気ショックを制御

できるAのマウスと何も出来ず

に電気ショックにただ怯え

いるBのマウスとではどちらが

ストレスの影響を受けるで

しょうか?

 

結果は、電気ショックを受ける

回数、時間は全く同じであった

にも関わらず、何も出来ない

Bのマウスの方はストレスに

よって猛烈な早さで衰弱して

いったそうです

 

つまり、苦痛を制御する方法

知っただけで、不安とストレス

が大きく軽減した事になります

 

話を元に戻しますと、発信する

前から『反発されるかもしれ

ない』と悩んでいる理学療法士

さんはマウスBと同じではない

でしょうか?

 

いつ訪れるかわからない電気

ショック(反発)に怯え、衰弱

(メンタル的に疲弊する)する

くらいなら、多少反発は受ける

かもしれませんが、

 

自分の考えを発信して『案外

この程度なんだ』と実感出来た

方がストレスは少なく済むと

私は考えます

 

論ですが『反発されるかも

しれない』と思い込んでいる

だけで、反発されない可能性も

りますし、むしろ『よくぞ

言ってくれた』と反発どころか

賛同してくれる人が出て来る

能性だってありますよね

 

仮に1人が反発してあなたから

離れていったとしても、新たな

賛同者が1人増えたら差し引き0

どころか心強く感じるのでは

ないでしょうか?

私は自らの経験から臨床実習

では『学生と指導者との関係性

が非常に重要』だと感じ、学生

達にはコミュニケーションの

重要性を伝えて来ました

 

そういった発信をしていると

『指導者の顔色を伺う様な事を

教えるな』とか『出来損ないが

立場を弁えろ』といった

メッセージが教員や指導者側

から飛んで来た事もありました

 

一方で『激しく共感します、

頑張って下さい』や『もう一度

頑張ってみます』といった

メッセージが教員や学生達から

送られて来る事もある訳です

 

価値観は人それぞれです

 

発信した方がいいなんて事を

言う気はありません

 

ただ伝えたい事があって

モヤモヤしているくらいなら、

一度伝えてみたら良いと私自身

は思っています

 

こういった発信もかつてマウス

B側にいた私だからこそ出来る

かなと思い、共有させて頂き

ました

 

この記事が誰かに刺さり、一歩

前に踏み出すキッカケになれば

嬉しいですね

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等ありましたら

 

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までよろしくお願い致します