コロナウイルス感染=悪者という考え方はそろそろ止めにしませんか?

新型コロナウイルス感染後

自宅療養していた30代の女性が

『自分のせいで迷惑をかけて

しまった』というメモを残して

自殺するという痛ましい事件が

起こりました

 

様々な記事を読んでいると、

この女性は無症状だった様です

が、娘が感染してしまい

『自分が感染させたかも

しれない』と思い悩み、家族に

謝罪する様な内容の小さなメモ

書きが見つかっているそうです

 

人によって価値観や受け取り方

は様々かもしれませんが、

 

いい加減コロナ感染=悪者と

いう捉え方をやめませんか?

 

多くの国民もこう感じている

はずです

 

『いつ感染してもおかしく

ない』

 

『既にどこかで感染している

かもしれない』

 

どこかでそう感じながらも、

連日報道で『過去最多●●人が

陽性』『大規模クラスターが

発生』といった負のニュース

ばかり聴かされていると

 

精神的に不安定になって

しまっても致し方ないのでは

ないでしょうか?

 

そもそも陽性者数ばかりに目が

いきがちですが、大半の報道

では分母、いわゆる検査人数と

陽性率は紹介されません

 

検査人数が大幅に増えれば、

例え陽性率が変わらなくても

陽性者数が増えるのは至極当然

です

 

もちろん多くの高齢者と関わる

1人の医療従事者として、

コロナを軽く見ている訳では

ありませんが、つくづく伝え方

って大切だなと感じている

所です

 

『コロナに感染したら周囲の人

に迷惑をかけるかもしれない』

 

こういった捉え方が自粛を促す

事で感染を抑える一方、活動量

は低下し、社会的な交流も

少なくなります

 

いわゆるZoom等のビデオ通話や

SNSを通じた社会的交流が

フレイル予防にどこまで影響が

あるのかはわかりませんが、

 

そういったツールを持ち合わせ

ていない高齢者はフレイルが

進行しやすいのではないで

しょうか?

 

自粛→活動量低下→食欲低下→

食事量の低下→低栄養→筋肉

低下→活動量低下という負の

サイクルが生じる可能性は充分

に考えられます

 

その結果、思う様に動けなく

なり『家族や子供達に迷惑が

かかる』と考え始めても何ら

不思議ではない様に感じます

 

コロナ渦において、高齢者は

社会的な繋がりを感じにくく

なっている可能性があります

 

身体機能面は当然ながら、医療

介護従事者は家族の協力も得な

がら、よりコミュニケーション

を重視した関わりを行っていく

必要があるのではないで

しょうか?

 

話は変わりますが、全国の自殺

者数は11年ぶりに前年を上回り

特に女性の自殺者数が増えて

います

 

そんな現状に危機感を持ち、

アメリカで取り組まれている

自殺防止の啓蒙活動である

『黄色リボン運動』を広めよう

と作家、保健師、看護師、認知

DJと幅広いジャンルで活動

されている速水ユウさんが

YouTubeで動画をアップされて

います

 

動画はこちら↓

私が発信を始めた理由も臨床

実習における実習生の自殺者を

なくしたいという想いから

でしたので、速水さんの活動を

応援しています

 

今回の様な悲しい事件を少し

でも減らす為には、いい意味で

国民がコロナウイルスを受け

入れる事が必要ではないで

しょうか?

 

決して簡単な事ではないと思い

ますが『出来る限りの予防を

して感染するのは致し方ない』

と捉え、お互いさまの意識を

持つ事が大切なのではないで

しょうか?

 

感染者を悪者扱いした所で何も

変わりません

 

少し偏った表現になるかも

しれませんが、感染しただけ

自殺に追い込まれたり、イジメ

を受けたり、引っ越さないと

いけないなんておかしいと思い

ませんか?

 

自分自身がそんな現状に追い

込まれたらどう感じるで

しょうか?

 

1人の医療介護従事者が発信

した所で何かが変わる訳ない

のは理解していますが、今の

想いを文字にしておこうと

思いました

 

最後にもう1度だけ

 

コロナウイルス感染=悪者と

いう考え方はそろそろ止めに

しませんか?

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等ありましたら

 

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までよろしくお願い致します