鬼舞辻無惨に学ぶダメな臨床実習指導者像

劇場版鬼滅の刃の興行収入が

360億円を超え、未だに記録を

更新し続けています

 

鬼滅の刃の中で話題になった事

1つが鬼舞辻無(以後無惨)

のパワハラ会議

 

話題を集めていたのは、下弦に

対するパワハラ会議ですが、

実は上弦に対してもパワハラ

会議を行っているんです笑

 

パワハラ会議における無惨の

題点と臨床実習における

指導者の問題点が被る部分が

あるのではと感じましたので、

心理学的な解説も含めながら、

掘り下げてみたいと思います

 

少しばかしネタバレを含みます

ので、上弦に対するパワハラ

会議(98話『上弦集結』)

まで漫画を読み進めていない

人はお気をつけ下さい

 

パワーハラスメントに

関しては↓

私が考える指導者としての無惨

問題点は7

 

①適材適所の人材活用をしない

②褒めずにけなす

③否定も肯定もダメ

部下の意見を聞かない

⑤滅多に会議を開かない

(コミュニケーション不足)

⑥圧力をかけて部下の意見を

引き出す事をしない

⑦機嫌にまかせて当たり散らす

 

①適材適所の人材活用をしない

 

ここに関しては実習指導者の

問題というよりは職場の長に

見る目がないという事が問題

なのかもしれません

 

上弦に対するパワハラ会議で

無惨は産屋敷一族を見つけ出し

っていない事を責めます

 

鬼としての実力は国死牟と童磨

猗窩座がトップ3ですが、

ちらかと言えば戦いが得意な

鬼である3人は探索には不向き

な訳ですね

 

同じ様に療法士としての能力

(技術)があれば、指導者に

向いているかといえば必ずしも

そうではありません

 

養成校時代の授業を思い出して

みて下さい

 

大学教授や大きな病院のリハ

科長クラスが講師として来て

下さっていたかと思いますが、

肩書きと授業のわかりやすさは

一致していましたでしょうか?

 

肩書きや役職、療法士としての

技術と教える能力は必ずしも

比例しません

 

プロ野球でも選手としては

華やかな活躍は出来なかった人

がコーチとして花開く事はよく

ある事です

 

臨床実習指導者にも向き不向き

があるのではないでしょうか?

 

この辺りは指導者講習会の開催

である程度はふるいにかけられ

るのかもしれません

 

②褒めずにけなす

 

実習生に限らず、多くの人は

けなされるよりは褒められた方

が嬉しいのではないで

しょうか?

 

心理学には『ゴーレム効果』と

呼ばれる心理効果があります

 

単に言うと、人は期待されて

ないと知るとダメになっていく

心理です

 

無惨は有力な情報を掴んで来た

上弦の鬼を褒める事もせず、

非難し続けていました

 

上弦の鬼達はこの程度では

へこたれませんが、人生経験の

浅い実習生達にはこたえます

 

実習生の出来ている部分を認め

(褒めず)、出来ていない部分

ばかりを指摘し続ける事で

実習生のモチベーションは

下がり、ダメになっていく

可能性があります

 

とはいえ指導者として、実習生

の出来ていない部分を指摘

(けなしはダメ笑)しない訳にも

いきません

 

その際は『親近化効果』を活用

してみてはいかがでしょうか?

 

親近化効果はいわゆる『終わり

良ければすべてよし』という事

 

最後に受けた印象が残りやすい

という心理効果です

 

『いい奴だけど、ケチ』

『ケチやけど、いい奴』の違い

ですね笑

 

要するに先に指摘すべき事を

伝えた上で、最後に出来ている

部分を認めれば良いという事

ですね

 

指導者は無惨と同じ様に最初

から最後まで否定で終わらない

様に意識すべきでしょう

 

まだまだ無惨のパワハラ会議

から学ぶ事は多そうですので、

今回はここまで

 

『早く続きが読んでみたい

だと?誰が喋って良い

言った?』

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