オンライン忘年会のディス
カッションで堂々と自分の考え
を述べる2年目の女性作業
療法士の姿を見て、純粋に私は
嬉しかったんです
彼女が在学中に苦しんでいた事
を知っているから
彼女が作業療法士になるのを
諦めかけていた事を知って
いるから
彼女が『死』の一歩手前まで
いった事を知っているから
初めて学生当時の彼女とZoomを
繋いだ時、今の様な笑顔が
なかった事はハッキリと覚えて
いる
留年を繰り返し、あがき続け
ながら7年間かけて養成校を
卒業した彼女は一般的には
劣等生に分類されるのでしょう
でも先日の堂々とした彼女を
見ていると、そんな過去は全く
関係ないんだなと改めて感じ
ました
彼女や私の様に留年や不合格
経験がある人間は何となく自信
が持てなかったり、すぐに他人
と比べて劣等感を感じやすいの
だと思います
いい意味で捉えれば、劣等感
から慢心せず勉強し続けられる
のかもしれません
一方良くない考え方をする
ならば、卑屈になりすぐに
諦めたり、周囲の目が気になり
精神的に病んでしまう可能性
だってあります
私も働き始めて数年は留年と
臨床実習不合格という自分の
過去を恥じていたし、劣等感を
抱えながら働いていました
でも今はそんな事は気になら
なくなったし、今の私がいる
のはそういった過去があるから
だと割り切れています
とはいえ私は決して優秀な理学
療法士ではありません
私は決して褒められる様な人
ではありません
でも自分勝手にこう考える様に
しています
優秀ではないけど、応援して
くれる仲間がいるじゃないか
出来た人間ではないけど、声を
掛けると集まってくれる仲間も
いるじゃないか
優秀ではないけど、私の経験を
聴きたいと言ってくれる学生達
がいるじゃないか
出来た人間ではないけど、会い
たいと言ってくれる人もいる
じゃないか
それで充分有難いじゃ
ないかって
そんな私だからこそ出来る事
ってなんだろうと考えた結果、
皆が学べる場を作れるんじゃ
ないかと思ったんです
同じ様に多種多様な人と意識的
に繋がって来た事で、幅広い
職種が交われる場を作る事も
出来ます
優秀ではない自分自身では価値
を提供出来ない
それならば誰かを通じて価値を
提供すればいいじゃないか
それは本来理学療法士がする
必要のない事かもしれませんが
私だからこそ出来る事でもある
と思ったんです
そしてそれが私が持つ数少ない
武器ではないかと考える様に
なりました
何かしらの理由で劣等感を感じ
ていたり、他人と比較して
しまうあなたへ
私にもあった様にあなたにも
きっとあなただけの武器がある
あなただからこそ出来る事が
あるんです
やりたい事があっても1歩踏み
出す勇気が出ない人もいるかも
しれない
『私なんかに。。。』と勝手に
やりたい事や夢を封じ込めて
いる人もいるかもしれない
そんな人に私も大好きなキング
コングの西野亮廣さんのある
言葉を贈りたい
『夢を追っている人は総じて
ゴミ人間である』
やってみたい事、実現したい事
を発信したり、追いかけ続けて
いると、必ず叩いて来る人が
現れます
私の場合であれば
『交流会なんて単なる仲良し
クラブ』
『交流会なんて傷の舐めあい』
といった感じでした
批判する理由は人それぞれかも
しれませんが、その内の1つは
嫉妬ではないでしょうか？
自分もやりたかった事、実現
したかったけど諦めて捨てて
しまった事(ゴミ)を実現
されると自分の選択は間違って
いたかもしれないと思い知ら
されるからです
そんなしょうもない批判に
負けないで欲しい
同時に今だからこそわかる事
もあります
その程度の批判で『もう辞め
よう』と思う事は本当に
やりたい事ではないと思います
本気でやりたい事、実現したい
事であればそんな簡単に諦めが
つかないはずだからです
多くの人は捨てたけど、あなた
は持ち続けているゴミがどこか
にあるはずです
そこに誰よりも情熱を注ぎこ
んでみてはいかがでしょうか？
上手くいかなくても良いじゃ
ないですか笑
その愚直かつ不器用なあなたを
見て応援してくれる人が出て
来るのかもれないのだから
留年したっていい
不合格経験があってもいい
劣等感を持っていてもいい
自信がなくてもいい
他人と比べたっていい
人と違っていてもいい
ただ、自分の大切なゴミだけは
持ち続けて欲しい
そして彼女の様にいつか必ず
笑って話せる時が来ると信じて
欲しい
その自分にとっての負の経験が
誰かの光になる事だってあると
信じて欲しい
コメントをお書きください