医療介護連携研究会に参加して来ました

 

ポラリスの森剛士先生が中心と

なって開催されている

『医療介護連携研究会』に

看護師の内橋さんと一緒に参加

して来ました

 

講師は昨年の文化祭でもお会い

したリハビリテーション専門医

の勝谷将史先生

 

一度講演を聴いてみたいと

思っていた医師で、5月開催

予定の第6回関西セラピスト

交流会でも登壇して頂く予定

です

 

勝谷先生の専門である脳卒中

患者の現状に触れつつも話題は

『医療介護連携』に

 

医療介護連携が上手くいった

事例、逆に上手くいかなかった

事例等をグループワークし、

何故上手くいかなかったのかを

討論、発表するといった流れ

 

その中で『情報共有』が参加者

の共通認識として上がりました

 

ではどうすればチームで上手く

『情報共有』出来るので

しょうか?

 

出て来た話題は『担当者会議』

 

担当者会議をチーム全員で更に

対象者のご自宅で開催出来れば

非常に有意義な取り組みになる

と私も考えます

 

他職種の意見や考えを共有

出来た上で、自宅内の環境を

自分の目で確認出来るからです

 

一方で担当者会議にチーム全員

が集結するのは難しいという

現状があるのは周知の事実

 

その中で私はZoom(無料のオン

ラインTV電話)の活用を提案

しました

 

ーム全員で担当者会議が開催

出来ない理由はいくつか考え

られますが、参加者全員の日時

 

の調整がつかない事と開催場所

に集まらなければならない事は

大きな原因ではないで

しょうか?

 

その点、Wi-Fi環境が必須には

なりますが、Zoomであれば

少なくとも後者の負担はかなり

軽減されます

 

日時調整も移動時間が無くなる

分、時間の確保がしやすくなる

可能性もあります

 

Wi-Fi環境であれば40分間経費

もかかりませんし、人数が増え

ても音質が落ちず、お互いの

表情が見えるというのがZoom

強み

 

実際に勝谷先生は活用した事が

るとの事でした

 

担当者会議の問題点としてもう

1つ考えられるのが医師の

参加率の低さ

 

 

グループ内で討論していた

時にも

 

『医師が参加してくれない』

 

『医師がイニシアチブ(いい

意味ではない主導権)を握ろう

とする』

 

という意見が飛び交って

いました

 

『あくまでも個人的な意見

ですが。。。』

 

と前置きした上でこんな発言を

した理学療法士がいました

 

『担当者会議に必ずしも医師

って必要ですか?在宅に帰って

からの事や医療介護連携に興味

ある医師なんて勝谷先生の

様な少し変わった医師だけで

しょう

 

報告だけは主治医に筋を通して

後の事は医師以外の職種で話し

合っていけば良いのでは?』

 

近くにおられた勝谷先生は苦笑

されていました

 

私はその理学療法士の意見に

100%賛同でした

 

だって、その発言をした理学

療法士は私なのですから!!笑

 

私の発言に対して、横に

おられた同じグループの参加者

の方も『その通りですよ』と

賛同してくれました

 

研究会終了後に知ったのですが

私の横におられた参加者は

大きな法人をとりまとめる

総院長、つまり医師だったの

です。。。

 

本音とはいえ、医師の真横で

 

『担当者会議に医師って必要

ですか?』て。。。

 

終了後しっかりご挨拶させて

頂きました笑

 

思わぬハプニングはあった

ものの、多職種、更には

はじめましての方々と1つの

課題に対して意見交換出来た

のは非常に有意義な時間でした

 

職種や肩書きは関係なく、

やっぱり医療介護に携わられて

いる方々は熱い何かを持って

いるんだなと再認識する事が

出来ました

 

同時に医療介護連携や多職

連携といったテーマに森先生や

勝谷先生を筆頭に医師が率先

して関わろうとする姿に大きな

刺激を受けました

 

『まだまだ知らない熱い医療

従事者がこんなにいるんだ』

 

そう感じた私は今年も可能な

範囲で積極的に色んな会に顔を

出し、横の繋がりを広げ、

 

交流会という形で私なりに

多職種連携を促していこうと

強く思いました

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