青山学院大学陸上競技部監督の原晋監督のオンラインセミナーに参加しました

テーマは『人と組織を強くする

リーダーシップ論』

 

青山学院大学は今や箱根駅伝

きっての強豪校ですが、原監督

が就任するまでは決して強い

大学ではありませんでした

 

就任後、大学駅3冠、箱根

駅伝4連覇という華々しい成果

を出しながら、陸上指導者と

しては異端児と言われている

原監督の『リーダーシップ論』

は非常に考えさせられるもの

でした

 

まず原監督は組織(大学陸上

競技部)のマネージャーとして

 

『楽をする事』

『我慢する事』

 

を大切にしているそうです

 

理由は2

 

1つは後輩(選手)を成長

させる為

 

もう1つは時間を作出す為

 

原監督はいわゆるカリスマ的な

リーダーが組織を率いる時代は

終わった

 

リーダーが退いたら成績が悪化

する様なチームでは意味がない

と言われていました

 

監督が選手達を管理するのでは

なく、選手11人が主体性を

持ち、自立的に成長していく

組織を作る事が大切で、

 

その為の仕組みを作ったり、

サポートしたりする事が、

これからのリーダーとして最も

重要な役割だと

 

正直私は人に仕事を任せる事が

上手くはありません

 

決して自分が仕事が出来る方

だとは思ってもいませんが

 

『お願いするくらいなら自分が

やった方が早い』

 

『自分がやれば例え上手く

いかなかったとしても後悔

しないだろう』

 

『後輩や仲間に迷惑を

かけたくない』

 

といった気持ちから、自ら抱え

込みがちなタイプだと認識し

いますし、実際に一緒に働いて

いた同僚にそう言われた事も

あります

 

ただ、そういう動き、関わり方

をしている限り、自分自身の

満足度は高いかもしれませんが

 

後輩や仲間の成長には繋がら

ないんだなという事を改めて

感じました

 

更に上手く仕事を任せる事が

出来れば、その分時間を作り

出す事ができ、その時間を別の

事に使う事が出来ます

 

1で出来る事なんて

限られている』

 

多くの人に出会い、様々な話を

聴いた上で学んだ事を自分自身

がもっと体現していきたい

ものです

原監督は大きな目標に到達する

為には小さな成功体験の積み

重ねが大切だとも話されて

いました

 

心理学でいう『スモール

ステップの原理』ですね

 

いきなり選手の力量以上の目標

を定めてしまっては、挫折を

繰り返し、いつかは潰れて

しまう可能性が出て来ます

 

モチベーションを引き出す上で

最も大事な事は、達成可能な

半歩先の目標を設定し、小さな

事でも成功体験を積ませる事

 

1度でも自分の努力で目標を

達成する喜びを味わった人は、

どんどんチャレンジする事が

出来る様になるそうです

 

これは私個人の考えですが、

成功体験が出来るだけでなく、

達成する度に承認する事

(認める)も大切ではないかと

考えています

 

人は見てくれている、私の事を

評価してくれていると感じると

より頑張れるものではないで

しょうか?

 

原監督は第3者を通じて、選手

を褒める様にしているそうです

 

例えばA君とB君という同じ年齢

の選手がいたとします

 

A君を褒める場合、A君に直接

伝える時もあれば、B君に

『最近A君頑張ってるよな』

伝え、B君を介してA君に

 

『監督が『よく頑張ってる』と

言ってたよ』と伝えるのです

 

この手法は心理学で

『ウィンザー効果』というの

ですが、直接的な言葉よりも

3者を介した言葉の方が

 

『監督、そんな事を思って

くれてたんだ』と言葉の信憑性

が上がるのです

 

好意がある人と食事に行く時に

食べログ等で評価の高いお店を

選ぼうとするのも第3者の

口コミや評価がある事で安心

出来るからなのです

 

今回原監督の話を聴いて、

改めてリーダーシップについて

学んでみたいと感じると同時に

自らのリーダーシップ不足を

痛感する機会になりました

 

正直様々な企画を考え、運営

する事は決して楽では

ありません

 

加してくれる人の時間を頂く

からには少しでも『参加して

良かった』と感じてもらいたい

 

そう考えると重圧や苦労も多く

大変な事もありますが、その

反面大きなやりがいがあるのも

事実です

 

私の活動に興味を示し、協力

してくれる仲間と苦楽を共にし

目標を達成した時の喜び、充実

感は何事にも代えがたい

経験です

 

これからもそういった経験を

より多くの仲間と共有して

いきたい

 

その為にも私はリーダーシップ

というテーマと向き合っ

いこうと強く感じました

ブログに関するご意見・ご感想

等ありましたら

 

こちら

 

までよろしくお願い致します