一応確認なのですが、この
ブログは間違いなく理学療法士
が書いております。。。
最近理学療法士らしい記事を
ほぼ書いていない事に薄々
気付いてはおります。。。
『少しだけ変わったヤツ
なんだな』と思って頂けると
幸いです
(本当に幸いなのだろうか笑)
皆さんは学生時代にバイトを
していましたか？
皆さんのお子さんが高校、大学
生になり『バイトしたい』と
言って来た時、親としてバイト
をさせますか？
今回はいくつかの研究から学生
時代のバイトについて考えて
みましょう
実はバイトや家事が大人に
なってからのメンタルヘルスを
決めるそうです
ハーバード大学の調査で都市部
に住む男性456人を対象に、
14歳から47歳までの間の33年
間を追跡調査した壮大な研究が
あります
これは当然観察研究ですが、
社会的な階級や家庭の問題等が
与える要因や大人になってから
のメンタルヘルスの状態等に
ついて調べたものです
その結果わかった事として、
将来精神的に健康でメンタルが
安定している大人になれるのか
という事を予言する若い時の
特徴として、
子供の頃にアルバイトや家事を
たくさん経験していたかどうか
という事が相関していたそう
です
子供にアルバイトとか家事を
どれぐらい経験させてあげるの
か、あるいはそれと同時に
クラブ等にどれだけ参加させて
あげるのかという事が
大人になってからのメンタルの
安定性に影響を与えるという事
になります
バイトというものは学生だけ
れど仕事ですから労働に対する
対価がもらえるという事もあり
ますし、しかも大人と一緒に
働くという点で、
子供の頃とは違い必ずしも自分
の事を守ってくれる大人だけ
ではない状況の中でたくさんの
経験をする事になります
この多様な人間関係に触れると
いう点で考えると、子供の将来
の為にバイトを経験させると
いうのはとても良い事だと結論
付けています
一方で、家事においては
ミネソタ大学が興味深い研究を
行っています
82人の20代前半の人集めて、
詳細なインタビューを行い
ました
両親との交流の仕方や子供の頃
の家事への参加レベル等に
ついて、3歳から4歳の時点、
9歳から10歳の時点、15歳から
16歳の時点のそれぞれのタイム
ポイントで家庭の状況を
チェックしました
その結果わかった事として、
大人になってどんな良い仕事に
就いているのかとか、成人後の
キャリア、大人になった時の
教育レベルの高さ、
そして大人になって社会に出た
時にどれだけ友達がたくさん
いて、会社や取引先との繋がり
等の人間関係の良さを調べた所
この成人後のキャリアと教育
レベルの高さと人間関係の良質
さと最も相関していたのは、
なんと3歳から4歳の時点で家事
をどれぐらい手伝っていたのか
という事だったそうです
バイトと家事についてまとめて
来ましたが、要するに若い人達
が人生をより良くする為には、
出来るだけ人生の序盤において
『複雑な人間関係に身を
置く事』が重要になって来る訳
ですね
そういう観点から考えると、
幼稚園や保育園に早めに通う事
も子供達の将来の為に役立つの
かもしれません
最後は個人的な価値観になって
しまいますが、学生達には少し
でもバイトをしてお金を稼ぐ
経験をして欲しいと思って
います
お金を稼ぐ大変さを身をもって
知る事で、今まで育ててくれた
親への感謝の気持ちが芽生え
たり、学費を捻出する大変さが
理解出来るのではないでしょう
か？
そして怖がらずに多くの人の
人生経験を聴き、人間関係の
難しさも感じて欲しいですね
その経験が社会人になった時に
きっと活きて来ると思います
結論として『バイトは学業に
支障が出ない程度にした方が
いい』
そしてバイトをするなら
UberEatsの様な人間関係が
あまりない仕事は避けた方が
良いという事になりますね
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