兵庫県知事の2度の失言を科学する

最近2度に渡る失言で何かと

世間を騒がせている兵庫県の

井戸敏三県知事

 

Twitterでは

#兵庫県知事に抗議します』

のハッシュタグを度々見かけ

ましたが、兵庫県に住む者と

しては恥ずかしいやら情けない

やら。。。

 

今回は国が支払う事に決めた

5万円の慰労金の対象者を勝手

に絞ってみたり『東京は諸悪の

根源』と発言してみたり、

 

かなり空気が読めない井戸県

知事の心理を解説してみようと

思います

 

心理学的な解説を始める前に

介護職をないがしろにしている

井戸県知事には『この記事を

読んでみろ』と言いたい

 

記事はこちら

 

銀木犀を運営されている下河原

忠道さんが少し前に書かれた

このnoteに全てが詰まっている

気がしています

 

国内でコロナウイルス感染が

確認されて以降、医療現場だけ

でなく、介護の現場も常に

最前線なんですよね

 

私がこの記事を書いている時

には既に兵庫県でも5万円

支給が決定したとはいえ、県内

いや全国の介護職が不快に感じ

た事でしょう。。。

 

個人的には慰労金発言と東京は

諸悪の根源発言には共通して

いる事があると考えています

 

れは『人(相手)の気持ちが

理解出来ない』という事

実は人間は地位が高くなれば

なる程、共感能力が落ちる事が

確認されています

 

振り返ってみると、井戸県知事

は現在5期目で在任期間は歴代

知事で最長の19年目に突入

 

共感能力が落ちていても何ら

不思議ではないポジションに

いる人間です

 

カリフォルニア大学の研究に

よると、お金持ちや権力者に

ると、他人の気持ちを読み

取る事が苦手になるという事が

わかっています

 

研究では300名強の被験者に

何枚かの写真や面接動画等を

見せ、その人達がどの様な感情

を持っているのかを推測すると

いう他人の感情を読み取る実験

を行いました

 

その結果、教育レベル・収入

レベル・社会的地位が高くなれ

ばなるほど相手の感情を読み

取るのが苦手になる傾向がある

という結果が出ています

 

それは何故なのか?

 

井戸県知事の様に自分自身で

多くの決定を下し、それに周り

がついて来る様な(特に周囲に

イエスマンしかいない)状態に

なると、他人に共感する必要が

なくなるからです

 

よって地位が上がれば上がる程

共感能力は自然に使わなくなる

ので衰えていき、そのかわりに

鈍感力(他人の感情に流され

ないで残酷な決定も出来る

能力)が手に入る訳ですね

 

一方で、この研究ではセレブ

リティな人達に自分達が労働者

階級にいる所を想像して

もらったり、

 

労働者階級にいた頃を思い出し

てもらったら感情の読み取りが

上手くなりました

 

つまり、権力を握っている人や

トップにいる人は、下にいる

人達の生活を知ったり、想像

したり、もしくは思い出すと

いう事をしないと、どんどん

共感能力は落ちていくという事

になります

 

権力を握ろうが、出世しようが

そういう人達とも交流したり、

友達関係を継続しておく事が

自分自身の為にも必要なのか

しれませんね

 

世界一貧しい大統領として話題

になったウルグアイの

ホセ・ムヒカ元大統領が

 

『大統領なのに何故そんなに

貧しいのですか?』と質問され

 

『大統領は国民が考えている事

を知らないといけないし、

大多数の国民と同じ生活を

しなければならない。

 

贅沢な暮らしをすれば国民の

気持ちがわからなくなる』

 

と答えたそうです

 

こういった国民と同じ目線に

立とうとする意識が大切であり

カップ麺の値段すら知らない

麻生太郎さんや

 

毎月1500万円のお小遣いを母親

からもらっていた鳩山由紀夫

さんにもっと国民の生活を理

して欲しいと思う方が無駄なの

かもしれませんね

 

今回の井戸県知事の2つの失言

を通じて、改めて共感能力の

重要性を認識する事が

出来ました

 

そしてこの記事を書き終えた

には菅義偉官房長官が『圧倒的

に東京問題』で物議をかもして

いるという。。。チャンチャン

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