今回は理学療法士としての私の
価値観を共有させて頂きます
正直現場で働いていて『仕事が
楽しくない』『仕事は楽しい
けど、今後どう動いていけば
良いのかわからない』という
療法士も多いのではないで
しょうか？
そんなあなたに少しでも参考に
なれば幸いです
私には好きな言葉がいくつか
あるのですが、その中の1つが
『優れるな、異なれ』
オリエンタルラジオの中田敦彦
さんがある番組の中で言われて
いた言葉です
出演時の動画はこちら↓
私は理学療法士として17年
働いていますが、残念ながら
卓越した治療技術は持ち合わせ
ていません
正直確固たる自信も未だに
ありません
そんな私はある時ふと考え
ました
『私が他の理学療法士と比べて
出来ている部分はどこ
だろう？』
自分自身で答えを見つける事は
出来ませんでしたが、患者さん
がこう言って下さいました
『先生は誰とでも話が
出来るね』
『先生と話をすると元気に
なれる』
自分自身では気付く事が
出来ませんでしたが、実習生や
療法士仲間がこう言って
くれました
『めっちゃ話しやすい』
私の中では『当たり前に
出来る』コミュニケーションが
自分自身の強みなのかも
しれないと感じた瞬間でした
そこから
『コミュニケーション』を掘り
下げる内に『心理学』に出会い
学び続けている内に『臨床実習
対策』にも活かせるのではない
かと考える様になりました
その結果、コミュニケーション
や心理学に関する書籍だけで
なく、今まで読もうとすら
思った事がなかった臨床実習に
関する論文も読み始めました
一方でコミュニケーションに
関する発信をし始めた頃
『理学療法士がコミュニケー
ションに走るなんて逃げ』
『おしゃべりテーション』
『もっと他に学ぶ事があるの
では？』
等色々と言われました
臨床実習対策に対する発信に
関しては既にお伝えして来た
通り、酷いもんでした(こちら
は現在進行形笑)
精神的に疲弊したり、一時的に
発信を控えたりする事もあり
ましたが基本的にはスタンスを
変えず約5年間発信し続けて
います
何故、スタンスを変えなかった
のか？
理由は単純です
その領域で発信している人が
少なかった事(他の療法士
との差別化)と自分が他者に
伝えられる、イヤ伝えたい事
だったからです
私よりも治療技術に関して優れ
た発信を出来る人は数えきれ
ない程います
私よりも知識に関する優れた
発信を出来る人は数えきれない
程います
ですが『コミュニケーション×
心理学×臨床実習』
この領域でなら誰かの役に立て
るかもしれないと考えたのです
1人の理学療法士として患者
さんを改善に導く事を諦めた訳
ではありません
知識の習得に飽きた訳でも
ありません
療法士としての成長(優れる)を
諦めたのではなく、自分自身を
活かせるポジション(異なる)を
探しただけなのです
それを『逃げ』だと言う人も
いるでしょう
それを『言い訳』だと言う人も
いるでしょう
ただ発信する以上、万人受け
する事なんて不可能なんです
何か伝えたい事がある人は、
そこを割り切る事がスタートで
あり、割り切れないのであれば
無理に発信する必要はないと
思います
ただ発信せずに伝えたい何かを
多くの人に届ける事は極めて
難しいと私は思います
『人と違う』という事は決して
恥ずかしい事じゃありません
むしろ『人と違う』事が武器
であり、魅力になる時代では
ないでしょうか？
勘違いして頂きたくないのは、
理学療法士として自己研鑽し
続ける事は無駄だなんて事を
言いたいのではありません
他の療法士よりも成長しよう
(優れよう)と努力される事は
素晴らしい事です
一方であなただからこそ伝え
られる事があるのであれば、
そこを追求してみても良いの
ではと私は思うのです
『優れるな、異なれ』
何かを伝えたい、挑戦したい、
そんなあなたを少しでも応援
したいと思い、この記事を
書きました
『思い上がりだ』
『療法士を名乗るな』
例えこの発信を通じて自分自身
が傷ついてたとしても
『誰かの一歩を後押し出来る
かもしれない』
そんな馬鹿げた(異なった)
価値観を持つ療法士がいても
いいじゃないかと強く思い
込んで発信ボタンを押す事に
します
せ～の『ポチ笑』
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