『相手に笑顔になってもらう為
には、まずは自分達が笑顔じゃ
ないと』
落語と理学療法を融合した
『エアリハ』を引っ提げ全国
各地で高齢者に笑顔を届けて
いる繁岡秀俊さんの言葉です
先日明石介護サービス事業所
連絡会の研修会にようやく
お招きする事ができ、仲間達に
声を掛け一緒に参加(正確には
お手伝い)して来ました
普段の繁岡さんの講演に参加
される方々は9割高齢者だと
思いますが、今回は医療従事者
と高齢者、一般の方が混じり合
っているという難しい条件設定
それでも徐々に会場の笑い声と
笑顔を引き出す話術と絶妙な間
参加者との駆け引きは見事と
しか言いようがありません
でした
たくさん笑えた講演の中で考え
させられた内容が2つ
ありました
１つ目は
『一般の方々と比べて医療従事
者があまり笑わない』
という事
もう１つは『後悔』について
私は写真を撮る必要もありまし
たので、横から参加者達を見る
事が出来たのですが、
確かに医療従事者は一般の方々
より笑顔が少なく、声を出して
いる比率も低い様に感じました
決して内容的に滑りまくって
いた訳ではありません
一般の方だけが笑える様な内容
でもありませんでした
私が感じた雰囲気は
『思いっきり笑って良いの
だろうか。。。』
という医療従事者達の微妙な
空気感
周囲の人が笑ってないから
『笑いたいけど笑っちゃいけ
ないのかな。。。』
そんなちょっとした不安も
あったのかもしれません
冒頭に書きましたが繁岡さんは
『医療従事者にこそ笑顔でいて
欲しい、大きな声で笑って
欲しい』
と言われていました
笑顔は伝染するという事が研究
にてわかっています
最近見つけた非常にわかり
やすい動画がこちら↓
この動画は正式な実験として
行われた訳ではないみたいなの
で、どこまで信憑性があるかは
わかりませんが、一度見て
下さい
少なくとも私はニヤッとして
しまいました
何かを話さなくても相手が
ケラケラ笑っていると自然と
笑顔になってしまう
そんな経験はありませんか？
そして『幸福論』を書いた
フランスの哲学者アランは、
こんな言葉を残しています
『幸福だから笑うのではない、
笑うから幸福なのだ』
これも科学的に実証されて
います
医療従事者だって人間です
常に明るいテンションで仕事が
出来る訳ではありませんよね
気分的にしんどい
そんな時は作り笑顔をして
みましょう
無理にでも笑顔を作る事で気分
が少しは前向きになって来る
かもしれませんよ
対象者、特に病気で入院して
いる患者さんは気分的に落ち
こんでいる人も多いはず
『笑う門には福来る』
笑顔は副交感神経を優位にし、
免疫力を高め、ポジティブな
気持ちになる事も研究で
わかっています
巧みな話術はなくても、私達
医療従事者が笑顔でいれば、
患者さんに良い影響を与えられ
る可能性があるのではないで
しょうか？
もう1つの後悔についてですが
皆さんは後悔している事は
ありますか？
『あんな事言わなければ
良かった』
『あんなに食べなければ
良かった』
『何故あんなミスをして
しまったのだろう』
そんな後悔をしている人はいる
のではないでしょうか？
一方で要介護状態で寝たきりに
近い方々は
『もっと～すれば良かった』
『もっと～に行っていれば
良かった』
といった出来なかった事を悔い
ている事が多いそうです
繁岡さんは参加者達に『夢』や
『目標』の大切さを語り掛けて
おられました
色んな挫折、回り道を経験して
来た繁岡さんの言葉には説得力
があり、仲間達にもその言葉は
響いていた様でした
一緒に参加した仲間達のは各々
やりたい事があります
私にも実現したい事があります
私は思うんです
やりたい事、実現したい事を
実現する為には
『やりたい事を見つける』＋
『応援してくれる仲間』
が必要だと
手伝ってくれる仲間じゃなくて
いいんです
同じ方向を向いている仲間じゃ
なくていいんです
否定せずに『やってみたら』と
言ってくれる仲間がいればいい
んです
否定せずに『やれるよ』と
言ってくれる仲間がいれば
いいんです
否定せずに話をニコニコ笑顔で
聴いてくれる
そんな仲間がいれば自然と前に
進めるのではないかと私は
考えています
『そんな仲間が見つかる笑い声
と笑顔が溢れる交流会を継続
していきたい』
私が実現したい事の１つですね
仲間達を含む参加者達の笑顔を
たくさん見る事の出来たステキ
な90分でした
繁岡さん、本当にありがとう
ございました
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