実習に死ぬほど行きたくない君へ

 

今回はどうしても全国の臨床

実習で苦しんでいる実習生に

届けたい記事を紹介させて

下さ

 

タイトルは【学校に死ぬほど

行きたくない君へ】

 

この記事は不登校を経験され、

現在は作業療法士として活躍

されている志智央先生の書かれ

たものです

 

読んだ瞬間にどうしても皆さん

に紹介したいと感じ、志智先生

に許可を得て掲載させて頂いて

います

 

苦しんでいる実習生は記事内の

『学校』を『臨床実習』に置き

換えて読んでみて欲しい

 

もうすぐ夏休みが終わる

 

子どもの自殺が最も多い日を

迎える

 

学校に行きたくない子にとって

91日の朝がくることがどんな

にこわいことか

 

ずっと夜が続けば良いと思う

持ち、ぼくにも分かるよ

 

君の前には今、学校へ行って

死にたくなるほどつらい思いを

るか、学校へ行かないために

死ぬか、二つの選択肢がある

と思うじゃない

 

でも選択肢は本当に二つかな?

 

学校へ行かない、学校以外の

場所で学ぶ、他にもたくさん

あるよね

 

 

そして、君が年齢を重ねるごと

に選択肢は増えていく

 

だから、どうか死ぬことは最終

 

手段に取っておいて、それ以外

の選択肢を考えてみてほしい

 

思い浮かばない時は周りの人と

考えてみよう

 

たとえば、学校に行かないこと

を選ぶとどうなるだろう

 

まぁ、すぐに周りの大人が

根掘り葉掘り理由を聞きたがる

だろうね

 

そのうちに、いじめは悪いとか

 

負けるなとか言いはじめる

 

君の悩みの種が、いじめか

どうかも分からないのに

 

でも、もし君が言えそうなら、

言える相手がいるなら、行け

ない理由を告げてみて

 

無理そうなら言わなくても良い

 

言えるようになったら伝えると

いって、待ってもらって

 

きっと、分かってくれるよ

 

君がいなくなってしまうことに

比べたら、それらはあまりに

大したことではないから

 

学校に行かなくなったあとは

をしようね

 

ひとまず、心と体を休めて

良いかもしれない

 

そのうち何かしたくなってきた

ら、自分の好きなことから始め

てみたらどうかな

 

ぼくはひたすら本や漫画を読ん

だり、音楽を聞いたりしていた

 

あと時々、いやほんの少しだけ

勉強も

 

人に会うのが苦じゃなかったら

趣味の集まりとか、同じく学校

へ行っていない子が集まる教室

とか、理解してくれる大人の

友達とか、いろんな人に会うと

良いよ

 

死ぬほどつらい思いをして学校

で過ごすくらいなら、学校の外

で君が笑っていられる時間を

増やしていこうよ

 

今は自信を失ってしまっている

かもしれない

 

でもね、たまたま、その場所や

人が、君に合わなかっただけ

なんだよ

 

君が自分を責めることはない

 

それよりも、君に似合う場所と

人を探すことに時間を使おう

 

これから出会う人の中には、

君と同じように悩む人、学校に

行っていない人ももちろん

いるし、君のことを必要として

また君もその人を必要だと思う

人がいる

 

すぐには会えないかもしれない

れど、必ず出会う日がくる

 

その人も君が命を繋いで、未来

で会えることを待っている

 

 

その時、君は自分が思い悩んで

いた日々を思い出して、この日

のために今があったのだと思う

んじゃないかな

 

それは少し先のことかもしれ

ないし、そう遠くない未来かも

しれないけれど必ずやってくる

 

だから、今は、命を繋いでいて

ほしい

 

学校になじめなかった先輩と

して、いつでも相談に乗るよ

 

志智 央

 

志智先生の記事に少しだけ私の

想いも加えさせて下さい

 

たまたまあわなかった人の為に

命を投げ出すのは止めよう

 

あなたを愛し、心配してくれる

両親、祖父、祖母、妻、夫の

に命を投げ出すのは止めよう

 

あなたが命を繋ぐ事で生まれて

来るかもしれない子供や孫達の

為に命を投げ出すのは止めよう

 

今は冷静に物事を捉えられない

かもしれない

 

はそんな先の事まで考える

余裕はないかもしれない

 

でも必ず笑い話になる時は

来ます

 

そして『生きててよかった』と

思える時は来ます

 

それは初めて患者さんに

『ありがとう』と言われた時

かもしれない

 

それは初めて患者さんと良く

なる喜びを共有出来た時かも

れない

 

それは愛する誰かと巡り合った

時かもしれない

 

それは愛する子供の成長を

感じた時かもしれない

 

それは美味しい物をお腹一杯

食べた時かもしれない

 

それは映画に感動して涙を

流した時かもしれない

 

どれも日常によくあるありふれ

た瞬間かもしれませんが、

生きているからこそ味わえる事

なんです

 

最後にもう一度だけ伝えさせて

下さい

『絶対に死ぬな、生きろ!!』

 

あなたを必要としてくれる人は

必ずいるんです

 

今はわからなくてもいい

 

今は『綺麗事だ』と思って

くれてもいい

 

とにかく命だけは繋いで

いて欲し

 

理学療法士 釜戸 利幸

 

 

 

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