あなたは申し送り通りにプログラムを実施していますか?

 

今回は療法士の代行について

実話を含めて書いてみます

 

先日理学療法士の中井さんが

こんな記事を書かれていました

 

記事はこちら

 

昨今は回復期を中心に365

リハが増えた影響で、平日に

休みを取得する療法士が増えて

いるのではないでしょうか?

 

療法士はそういった際に担当

セラピストの代打として患者

さんや利用者さんに関わる事が

あります

 

そういった場合、現在こんな

プログラムをしていますと申し

送りを受ける事が多いんです

 

それでは療法士の皆さんに

質問です

 

さんは申し送り通り

プログラムを行っていますか?

 

少し私の考えと実体験を

書かせて頂きます

 

ある日後輩から申し送りを

受けました

 

リンパ浮腫の女性でした

 

『腕が重たくて上がり

にくいんです』

 

そう言われた私は問診とザっと

した評価をし、後輩の申し送り

とは異なるプログラムを実施

しました

 

後輩の申し送り内容に納得が

いかなかった訳ではなく、後輩

と異なる視点でアプローチして

みようと思ったのです

 

結果として肩の可動域が向上、

 

腕も軽くなりとても喜んで頂く

事が出来ました

 

どの様なプログラムをしたのか

明日にでも伝えようと思って

いた矢先に女性が『私これから

も先生に診て欲しい』と言い

始めまし

 

少々興奮ぎみの患者さんはその

勢いのまま主治医に担当変更を

申し出、結果として後輩の患者

さんを1人引き抜く事になって

しまったのです

 

患者さんから評価して頂けた事

 

1人の理学療法士としては

とても光栄な事です

 

同じお金と時間を使うなら効果

が見込める人に使いたい

 

『少しでも早く良くなりたい』

 

至極当たり前の感覚だと

思います

 

 

信頼している療法士の方が、

結果としてプラセボ効果を

上手く活用出来るとも考え

れます

 

患者ファーストの視点で考える

のならば、後輩より私が担当

した方が良いのでしょう

 

一方で後輩を育てるという視点

から考えるとどうなのかなと

考えさせられました

 

 

後輩の申し送り通りに

プログラムを実施し

 

『こんな関わり方もあるんじゃ

ないかな』と伝える方法もある

かもしれません

 

ですが、やはり療法士として

実際にアプローチしてみないと

わからない部分はある訳です

 

この患者さんはしっかりと自ら

の意思表示(担当を変え

欲しい)を出来る方でしたが、

全ての患者さんがそうではない

ですよね

 

『本当はあの先生にみて欲しい

んだけど』

 

こんなモヤモヤを抱えたまま

では良くなるものも良くなり

にくいですし、担当セラピスト

との関係性にも悪影響を及ぼし

かねません

 

後輩の顔をたてると患者さんが

良くなる可能性を潰す事にも

なりかねませんし、

 

患者ファーストで取り組む

後輩が自信を失う事にも繋がり

かねない

 

個人的には患者ファーストで

関わりたいと考えていますが、

皆さんは代行の際はどの様な

意識を持って関わっておられ

ますか?

 

宜しければコメント欄にご意見

を頂けますと幸いです

 

理学療法士として患者さんから

選んで頂ける、信頼して頂ける

存在でありたいものですね

 

 

ブログに関するご意見・ご感想

等ありましたら

 

こちらまで

 

よろしくお願い致します