世の中の男性に知っておいて欲しい事

 

 

 

『女性の働き方』を交流会の

テーマに決めた時、講師にと

まず思いついたのが

 

リハMAP表であり、

NPO法人ReMind(申請中)

代表でもある河合麻美さん

 

ReMindの理事3人との一枚

 

河合さん自らも4人のお子さん

を働きながら育てて来られた

(しかも最後は双子)経験を

お持ちの為、非常にリアルな話

をして頂く事が出来ました

 

育児をしながら働いている女性

が夫に何を求めているのか?

 

生理の際のホルモンバランスの

話や男性と女性の会話の目的等

 

結婚している、していない、

子供がいる、いない関係無しに

全ての参加者にとって有意義な

講演内容であったと思います

 

個人的に私が参加者に知って

欲しかったのが

 

『産後クライシス』について

 

 

私自身が父親になる前にこの

現象について知っておきた

かったと強く感じた事がある

からです

 

産後クライシスとは造語らしい

のですが、本によると

 

『出産から子供が2歳ぐら

までの間に、夫婦の愛情が急激

に冷え込む現象』

 

と定義されていました

 

既にお子さんがおられるご夫婦

であれば、何となく理解出来る

部分はあるのかもしれませんね

 

ベネッセの調査によると初産後

の夫婦の愛情の変化は以下の様

になります

 

子供が産まれた時点で妻の夫に

対する愛情は半分を切っている

可能性があるんです

 

更に2歳時には3人に1人しか

夫に愛情がない可能性が。。。

 

世の家庭を持つ男性方はこの

事実を知っておられました

でしょうか?

 

更に別の調査によると

『母子家庭になった時期』で

最も多いのは02歳児の時期で

全母子家庭のほぼ3割にあたる

そうです

 

世の男性方は子供が産まれる=

幸せの絶頂だと思って

いませんか?

 

もちろん子供は愛おしいのです

が、同時にこういった危機で

あるのかもしれません

 

私は産後クライシスを男性が

認識している、していないで

産後の妻への関わり方が

変わって来るのではないかとも

思うんです

 

その結果、産後クライシスを

回避出来る可能性も上がるの

ではないでしょうか?

 

育児が落ち着いた時の妻達の夫

対する愛情もより深くなるの

ではないでしょうか?

 

話は少し変わりますが、私を

含む男性の中で妻に対して

 

『何か手伝おうか?』(家事・

育児に関して)

 

という声掛けをした経験を

お持ちの方はいらっしゃい

ませんでしょうか?

 

夫である男性の心理はこうです

 

『家事に育児に疲れている妻の

負担を少しでも減らしたい』

 

ここでは男性の代表として声を

大にして言っておきますが、

男に全く悪意はないんです

 

純粋に妻を支えたいと思って

いるんで

 

↑表現が難しい。。。

 

でも河合さんは育児をしている

女性の立場から講演の中でこう

言われていました

 

『手伝うて何?育児は2人で

協力しあってするものでは

ないの?』

 

必死に育児をしている妻か

すると

 

『あくまで育児の担当はおまえ

で、俺の本来の義務ではない』

 

と聞こえる可能性がある訳

ですね

 

少し極端な捉え方をすれば

 

『おまえが本当は全部するべき

なんだけど、俺は優しいから

やってるのさ』

 

という恩着せがましいフレーズ

に自動翻訳されている可能

すらある訳です

 

その可能性を知らずに善意で

『手伝おうか?』という声掛け

をしている夫が多いのかも

しれませんね

 

今回の河合さんの講演を聴いた

だけでこの男女(夫婦)

ギャップを埋める事は難しい

でしょう

 

ですが、何よりもまずは知る事

がスタートです

 

 

参加者の中にはもうすぐ結婚

する方もいれば、新婚の方、

未婚の方、小さいお子さんが

る方もいれば、お子さんが

既に成人されている方、

シングルマザーの方もおられ

ました

 

 

交流会で同職種や知人だけで

固まっていても新たな視点が

増えない様に、色んな立場の方

の意見を聞き、交流出来た事は

参加者にとって意味があったの

ではないでしょうか?

 

最後に個人的な想いを1つだけ

書かせて下さい

 

今回の交流会は

『女性の働き方』をテーマに

 

掲げた訳ですが、正直な所、

 

出産・育児の本当の大変さは

男には理解しようがないとも

じています

 

出産の壮絶さ、産後の肉体的・

精神的ストレスとの戦い、夜間

の授乳の大変さ等々。。。

 

いくら理解したくても男には

体感しようがない訳ですから

 

例えそうであったとしても大切

なのは

 

『理解しようと努力する事』

 

ではないでしょうか?

 

そして『いつも疲れているのに

ありがとう』と感謝の言葉を

伝える事

 

『そうか、大変だったんだね』

 

と共感する事ではないで

しょうか?

 

交流会に参加してくれた

メンバーとこの記事を読んで

下さった方が少しでも妻や夫と

の関わり方を考え直す機会に

なれば幸いです

 

終わりの言葉。。。

 

世の奥様達よ、夫の言動に悪気

はないんです。。。

 

出来れば良い捉え方をして

くれ~!!

ブログに関するご意見・ご感想

等ありましたら

 

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までよろしくお願い致します