あなたにとっての『たった1人』は誰かにとっての『オンリーワン』

少し前になりますが、ある学生

さんが私の記事をシェアして

下さり、その時にこういった

記事を添えてくれていました

 

本人には了解を得ていますので

紹介させて頂きます

 

 

 

少なくとも僕は実習中、釜戸

さんの投稿やブログに救われて

いました

 

というより、それが無ければ

僕は確実に途中でリタイアして

いました

 

思い描いていた理学療法士像と

現実のギャップ、自分がこんな

にもできない人間だったという

失望や悔しさ

 

何度も何度も辞めようと

思いました

 

そんなときに、釜戸さんの記事

の中にはいつも

 

「死ぬな。生きろ。」

 

そんな言葉がありました

 

実際、実習中に死を考えたこと

はありませんでしたが、「死」

という言葉がこんなにも重い

言葉なんだということは実感

していました

 

「人生、生きてるだけで

丸儲け」

 

僕の1番尊敬する明石家さんま

の座右の銘であり、僕の座右の

銘でもあります

 

たった1ヶ月の評価実習で

死んではいけない

 

生きていれば必ずなにか良い

ことがある

 

そういう思いで、なんとか実習

を乗り切ることができました

 

かなりの劣等生だったと思い

ますが、実習合格できたのは、

スーパーバイザーの先生の

優しさ・今後への期待という風

に受け取り、理学療法士として

働きだしてから恩返し・

見返そうと思います

 

辛い実習だったからこそ友達や

後輩達に伝えられることがある

し、今となってはプラスの要素

しかありません

 

釜戸さん以外にも、交流会で

お話をさせていただいた先生方

や学校の友達や先輩、他校の

友達にもたくさん助けられ

ました

 

もしかしたら総合実習では

もっと辛い思いをするかも

しれない

 

そんな不安ももちろんあります

 

しかし、僕には「絶対

死なない」という自信だけは

あります

 

だって、こんなにも素晴らしい

セラピストの先生方とお会い

でき、こんな先生方になりたい

と思えたから

 

自分が絶対に先生方みたいに

なって、今度は自分がこんな

先生になりたい、って思って

もらえるようになりたいから

 

 

 

この記事を読んだ時

 

『本当に発信して来て

良かった』

 

『交流会という場を作れて

良かった』

 

 

と感じる事が出来ました

 

私が発信を始めたキッカケは

 

『たった1人でも臨床実習で

悩む実習生の力になれたら』

 

という想いからです

 

私が交流会という場を作って

いる理由の1つは

 

『学生達に色んな療法士と交流

する機会を作ってあげたい』

 

という想いからです

 

床実習は基本的に実習生に

とってアウェーな環境です

 

1人でいく事が多いですし、

他校の実習生と一緒になる事は

ありますが、他校の実習生も

余裕がない事が多いので、相談

たりする事も難しい事が多い

 

同じ様な苦しみを過去に

味わった私に出来る事は

 

『私の実習生当時の経験、指導

者になってからの経験を文字に

して伝える事』

 

かなと感じたのです

 

 

過去にFacebookでシェアした

事があるのですが、臨床実習で

精神的・肉体的に追い込まれ

いる実習生の心理を的確に示し

ているなと感じる漫画が

あります

 

漫画はこちら

 

先日知ったのですが、長期に

渡り精神的なストレスを感じ

続けていると

 

『心理的視野狭窄』

 

という状態に陥るそうです

 

心理的視野狭窄に陥ると普段

考えられる事が考えられなく

り、苦しい状態を終わらせる

手段として『自殺』以外の選択

肢を考えられなくなる可能性

あるとの事

 

バカバカしいと思われるかも

しれませんが、私は発信する

事で

 

『あなたは一人じゃない』

 

と実習生達に伝えたいのです

 

『こんなに苦しいのは私だけ

じゃないんだ』

 

 

実習生達がそう感じて、少し

でも気休めになればそれで

いいんです

 

辛い実習だったからこそ友達

や後輩達に伝えられることが

あるし、今となってはプラスの

要素しかありません』

 

この学生さんの言葉は真実

なんです

 

私も自分自身の経験上同じ様に

感じていますし、私の周囲に

いる実習不合格経験者達も一様

に同じ事を言っています

 

ただこの真実を実感する為には

『生きて』実習を終える必要が

あるんですよね。。。

 

現在進行形で苦しんでいる実習

生には理解出来ないと思います

 

『綺麗事だ』としか感じられ

ないでしょう

 

でも療法士の先輩として、人生

の先輩として、実習不合格の

先輩として、これからも伝えら

る事は伝えていきたいと

考えています

 

その想いがまた誰かに届くかも

しれませんから。。。

 

 

『発信と交流会』

 

今の私に出来る数少ない学生

支援の形です

 

たった1人の学生の命かも

しれない

 

でもその1人の命が残る事で

患者さんの笑顔を生み出す

可能性がある

 

その1人の命が残る事で

優秀な指導者になる可能性が

ある

 

その1人の命が残る事で

誰かを愛し、新たな生命を生み

出す可能性がある

 

その1人の命が残る事で

少なくともご両親が悲しむ事は

なくなります

 

あなたにとっての

『たった1人』は

誰かにとっての

『オンリーワン』

 

 

である事を忘れずにこれからも

想いを文字にしていきたいと

思います