挫折があなたを強くする

回ある理学療法士の方から

頂いたメッセージを基に

『回り道にだって意味はある』

というブログを書かせて

頂きました

 

記事はこちら

 

 今回は前回の続きのメッセージ

をシェアさせて頂くと同時に

私の想いも書かせて頂きます

 

 

元々心や高齢者に興味があり、

アニマルセラピーに興味を持ち

動物と暮らす老人ホームを高校

の卒業研究で設計したり

して()、介護の学校に行こう

と思っていたところ、親に勧め

られセラピストの道へ

 

そんな思いもあって、やっぱり

高齢者と関わりたいと思うよう

になり、介護の方向も考えたり

しましたが、周りからの

 

『せっかく資格があるん

だから』や、なんでPT持ってる

のに介護笑??みたいな風に

思われるんじゃないかと思って

老健にPTとして就職しました

 

今思えばなんじゃそらです

 

そこでも人に恵まれ、OTんに

自立支援の考え方など刺激を

頂き、その後子育てなどでも

悩んだり自分と向き合う作業を

することになり

 

現在は、デイサービスでPT

して働いています

 

周りがいい方ばかりで、思う

ようにやらせていただいて

います

 

小さな事業所なので、送迎は

もちろん、入浴、排泄介助、

介護の方の仕事を一緒にする

ことは当たり前で

 

でも、それが私はしたかった

ので、なんの違和感もなく

 

訓練室ではなく、生活に関わり

たくて、介護さんと一緒に考え

ていきたくて

 

PTとして』という呪いのよう

なものに、押し潰されそうに

なることも毎日あります

 

私より介護さんが詳しかったり

教えていただいたり、気づきを

いただいたり

 

そんなときには、思いっきり

劣等感を刺激され『PTとして

指導しなければ、良くしなけれ

ば、他の職種の方より知って

いなければ、PTとして

ちゃんとしなきゃ

役に立たなければ』と

 

でも『PT』ではなく『山田』

(実名は伏せています)として

関わっていこうと決めたら、

少しだけ力が抜けました

 

勉強も本当にしてないし、知識

もアイデアも少なくて、PT

しての向上心というものは

少ないんだと思います

 

ただ、人の心に興味があったり

利用者さんの心が動いて行動や

表情が変化した時はとても

ワクワクします

 

れこそ、PTではないのかも

しれません笑

 

今の職場は、あらゆる仕事を

するので、ヘルパーだっけ?

介護だっけ?広報だっけ?

事務員だっけ?厨房職員

だっけ?と訳がわからなく

なります笑

 

でも、ここにいると『山田』の

中に『PT』の要素が含まれて

いる感覚で

 

れが、私にとってはありがた

く、そこでできることを私なり

にやっていけている要因だと

思ってます

 

それでも

 

山田さんが来てくれてから、

みんなリハビリや自立に向けて

の視点がついてきた。PTさん

は機能訓練だけするのかと

思ってたけど、生活を広げる

ような関わりをしてくれて

嬉しい』

 

と言っていただけることがあり

泣きました()

 

こんな私でも、PTとして少し

でも意味があったのかなと

 

今もって、自信を持ってPT

ですと言えません

 

劣等感の塊です

 

そしてPTをずっとやるのかと

いうこともわかりません

 

ただ、他の仕事をさせていた

だいた経験や出会った方々が、

私の視野を広げてくれたことは

確かで、固執しなくなった気が

します

 

今となれば、あのしんどかった

日々があったからこそ、

ろんな方に出会えたんだと

思うと、やり直したいなんて

思わないですし、むしろ挫折が

ってよかったと思えてます

 

本当に長々とすみません。釜戸

さんのお陰で、また『自分を

聴く』時間ができたこと感謝

しています

 

毎回いろいろ感じさせていた

だいています

 

れからも応援しています

 

まさしく『挫折は過程』を体現

されているなと感じました

 

何をして挫折なのかは人に

って価値観が異なる部分かも

しれません

 

私にとっては臨床実習で不合格

になった事は留年以上に大きな

挫折でした

 

本当は逃げ出したかったけど、

結果として逃げ切れなかった

私は何とか療法士になり、

 

学生達を支援し、こんな記事を

書いているのだから驚き

ですよね笑

 

そういう意味では私も山田さん

も『ただ何となく』続けていた

ら自分のやりたい事、自分に

向いているポジションが見つ

かったというのが本音ではない

でしょうか?

 

未来は誰にもわからないんです

 

どこで人生が好転するか誰にも

わからないんですよ

 

私が自分自身の経験から後輩達

に伝えられる事があるとする

ならば

 

『一度でいいので挫折と向き

合ってみて欲しい』

 

例えが適切かはわかりませんが

ファイナルファンタジーという

 

ドラクエと並ぶ有名RPGには

召喚獣という存在がいます

 

ボス的な存在として対峙する事

 

も多く、乗り越える(倒す)のは

容易ではありませんが、乗り

越える事が出来れば以後強力

仲間として共に戦ってくれます

 

挫折という経験(トラウマ)

召喚獣みたいなものではないで

しょうか?

 

挫折に向き合い、乗り越える事

が出来れば、その経験は多くの

人にはないあなただけの召喚獣

(武器)になってくれるのです

 

一度向き合ってみて、どうにも

なりそうにない時は逃げれば

良いと思いませんか?

 

『挫折』という言葉を聞くと、

どうしてもネガティブな面

ばかりに意識が向きがちですが

 

こういった捉え方もあるんだと

いう事に1人でも多くの人に

気付いてもらえたら嬉しい

ですね